如来の見習い 菩薩とは?

正しくは、菩提薩埵(ぼだいさった)と言い、略して菩薩と呼ばれています。

今回は菩薩について紹介していきます。

菩提は「悟り」を意味し薩埵は「衆生(すべての生き物)」を意味し、「悟りを求める衆生」という意味とされています。

菩薩の姿は、悟りを開く前のお釈迦様がモデルになっているので、古代インドの貴族の姿が基本になっています。

髪を長く伸ばし、その髪を頭の上で結い上げています。

下半身は、巻きスカートを履いており、上半身は斜めに帯を掛けて、肩から天衣(てんね)と呼ばれる衣を羽織っており、足元まで垂らしています。

首飾り・冠など豪華な装飾品を身に着けています。

ただ、地蔵菩薩だけは頭を坊主した、お坊さんの姿をされております。

菩薩は、悟りを求めて精進している修行者の事を指しており、いわゆる如来になるための前の段階という事になります。

よって、お釈迦様も悟りを開かれる前は菩薩でした。

菩薩は、衆生を救済と言う如来の仕事の補佐的な事をするため、仏教では如来の脇侍仏と呼ばれる三尊形式で表現されています。

なお、この三尊像の如来と菩薩の組み合わせは決まっています。

釈迦如来(しゃかにょらい)には普賢菩薩(ふげんぼさつ)と文殊菩薩(もんじゅぼさつ)、阿弥陀如来(あみだにょらい)には観音菩薩(かんのんぼさつ)と勢至菩薩(せいしぼさつ)、薬師如来(やくしにょらい)には月光菩薩(がっこうぼさつ)と日光菩薩(にっこうぼさつ)などが代表的な組み合わせとなります。

また、菩薩には、勢至菩薩(せいしぼさつ)観音菩薩(かんのんぼさつ)・虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)・文殊菩薩(もんじゅぼさつ)・普賢菩薩(ふげんぼさつ)・弥勒菩薩(みとくぼさつ)・地蔵菩薩(じぞうぼさつ)・般若菩薩(はんにゃぼさつ)などの多数の菩薩がおられます。