最上位の仏様 如来とは?

今回は、如来について紹介していきます。

「真理の世界から来た方」「真理に到達した方」というように解釈されています。

また、古代インドでは「悟りを開いた人」「真理に到達した人」という意味で、仏陀(ぶっだ)という言葉が使われていました。

その仏陀は、約2500年前(紀元前4~5世紀)に歴史上実在したお釈迦様がモデルになっています。

お釈迦様が、亡くなられた当時は現在のような仏像はなく、お釈迦様の足をかたどった仏足石(ぶっそくせき)や、お釈迦様が誕生した際に咲いたと言われている「蓮の花」等が崇拝の対象になっていたと言われています。

仏像が造られるようになったのは、お釈迦様がお亡くなりになられてから500年が過ぎた頃の事です。

お釈迦様の姿を、崇拝したいとする人々たちによって仏像が造られるようになりました。

また、最初の仏像の姿は、出家後のお釈迦様をモデルにして造られているため、1枚の布だけを羽織り装身具などは一切身に着けておられません。

如来には、釈迦如来(しゃかにょらい)弥勒如来(みろくにょらい)阿弥陀如来(あみだにょらい)大日如来(だいにちにょらい)・毘盧舎那如来(びるしゃなにょらい)・薬師如来(やくしにょらい)などの如来が多数おられます。

如来とは仏の別称で、次の10種類があります。

応供(おうぐ):供養を受けるにふさわしい者

正遍知(しょうへんち):平等の真理を悟った者(等正覚(とうしょうがく)とも言う)

明行足(みんぎょうそく):智慧と行為を備えた者

善逝(ぜんぜい):迷いの世界を超え、再び迷いに還らない、完成した幸福な者

世間解(せけんげ):世間・出世間の全てを理解している者

無上士(むじょうし):最上最高の者

調御丈夫(じょうごじょうぶ):御者が馬を制御するように、人を指導して悟りへと導く者

天人師(てんにんし):神様と人間の師となる者

仏(ぶつ):悟れる者。目覚めた者。

世尊(せそん):世界で最も尊く福徳ある者